COBOLのテスト結果の記録とレビュー方法を徹底解説!初心者でも理解できるやさしい手順
生徒
「COBOLのプログラムをテストした結果って、どうやって記録すればいいんですか?」
先生
「いい質問ですね。テスト結果をしっかり記録し、それを後でレビュー(確認)することはとても大切なんですよ。」
生徒
「レビューって、具体的に何をするんですか? 難しそうです…」
先生
「大丈夫!COBOLのテスト結果の記録とレビューは、ポイントを押さえればとても簡単です。今回は、パソコン初心者でもできるように丁寧に解説しますね!」
1. COBOLのテストとは?
テストとは、COBOL(コボル)プログラムが正しく動くかどうかを確かめる作業のことです。テスト結果の記録とレビューは、ミスを防ぐためにとても重要です。たとえば、電卓で計算した答えをノートに書いておくようなイメージです。
実際に動かしてみて「思った通りに表示されたか?」「数字は合っているか?」などをチェックし、その結果を紙やExcelなどに記録します。
2. なぜテスト結果を記録するの?
たとえば、スーパーで買い物をしたときにレシートがあると「何を買ったか」「いくらだったか」がわかりますよね?
同じように、プログラムでも「いつ」「何を」「どうテストしたか」を記録しておくと、あとで確認や修正がしやすくなります。
特にCOBOLは、銀行や保険などの重要なシステムで使われるため、間違いがあると大問題になる可能性があります。だからこそ、しっかりテストし、その結果をきちんと記録しておく必要があります。
3. テスト結果の記録のやり方
テストの結果を記録する方法は、パソコン初心者でもできるように、以下のように簡単にまとめます。
- テストケース番号(例:001、002など)
- テストした日付と時間
- 入力したデータ(例:年齢に「20」を入力)
- 期待される結果(例:「あなたは成人です。」と表示される)
- 実際に出た結果(例:「あなたは成人です。」と表示された)
- 結果:OKかNG(NG=期待と違った場合)
たとえば、こんな風にExcelでまとめると見やすいです。
No. | 日付 | 入力値 | 期待結果 | 実際結果 | 判定
----|------------|--------|--------------------|---------------------|-----
001 | 2025/07/30 | 20 | あなたは成人です。 | あなたは成人です。 | OK
002 | 2025/07/30 | 18 | 未成年です。 | 成人です。 | NG
4. COBOLのサンプルコードとテスト
たとえば、以下のようなCOBOLプログラムがあるとします。
IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. AGE-CHECK.
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 AGE PIC 99.
01 MESSAGE PIC A(20).
PROCEDURE DIVISION.
MOVE 20 TO AGE
IF AGE >= 20 THEN
MOVE "あなたは成人です。" TO MESSAGE
ELSE
MOVE "未成年です。" TO MESSAGE
END-IF
DISPLAY MESSAGE
STOP RUN.
このプログラムの動きを確認しながら、さきほどのようなテスト表に結果を書いていきます。
5. テストレビューとは?
レビューとは、テスト結果を「他の人と一緒に見直す」ことです。たとえば、友達と宿題を交換して答えを確認しあうようなものです。
プログラムが間違っていないか、表示の文章が変でないか、条件分岐が正しく動いているかを確認します。
レビューする人が変わると、違う視点でミスを見つけられることがあります。
6. レビュー時に見るポイント
レビューのときには、以下のような点をチェックします。
- テスト項目がすべてカバーされているか?
- 「期待結果」と「実際の結果」が一致しているか?
- 間違ったテスト結果には、「なぜNGだったか」の理由があるか?
- 修正が必要な場合、誰が・いつ修正するのかが明確になっているか?
7. 初心者でもできる簡単レビュー方法
レビューをするのは難しそう…と思うかもしれませんが、以下のようなやり方でOKです。
- 記録したテスト表を印刷またはパソコンで開く
- 他の人に見てもらって、意見やコメントを書いてもらう
- 疑問点があれば、質問する
- 必要なら、プログラムを直して再テストする
たとえプログラムが初めてでも、丁寧に記録し、他の人と協力すれば間違いを防げます。
8. テスト記録とレビューを習慣化しよう
COBOLプログラムを書くときに、必ずテスト記録とレビューを行うことを習慣にしましょう。
これを続けることで、プログラムの品質(しつ)も上がり、ミスがぐっと減ります。
「うっかりミス」や「条件の見落とし」も、レビューで気づけるようになります。
チームで開発する場合も、共有しやすくなってスムーズに作業が進みます。
まとめ
COBOLにおけるテスト結果の記録とレビューの重要性を振り返る
ここまで、COBOLのテスト結果の記録方法とレビューの進め方について、初心者の方でも理解できるように順を追って説明してきました。 COBOLは業務システムやバッチ処理で長期間使われることが多く、ひとつの小さなミスが大きなトラブルにつながる可能性があります。 そのため、プログラムが正しく動いたかどうかを確認する「テスト」だけでなく、 その結果を正確に記録し、あとからレビューで見直す作業がとても大切になります。
テスト結果の記録とは、単に「動いた」「動かなかった」をメモするだけではありません。 いつ、どの条件で、どんな入力を行い、どのような結果が表示されたのかを残しておくことで、 後日同じテストを再現したり、別の人が内容を確認したりできるようになります。 これはCOBOLのような安定性が求められる言語において、品質を守るための基本的な習慣と言えます。
テスト記録があることで防げるミスとトラブル
テスト結果をきちんと記録していない場合、 「以前は正常だったはず」「どこを直したのか覚えていない」といった状態になりがちです。 特にCOBOLのプログラムは、条件分岐やデータ処理が多く、 一見同じように見える処理でも入力値が少し違うだけで結果が変わることがあります。 だからこそ、入力値と期待結果、実際の結果をセットで残すことが重要になります。
また、テスト記録はレビューのための材料にもなります。 自分一人で確認していると見落としてしまうミスも、 他の人がテスト結果を見れば「このケースも確認した方が良いのでは?」と気づいてくれることがあります。 これは初心者にとって特に心強いポイントであり、 記録とレビューを組み合わせることで、プログラムの完成度は大きく向上します。
まとめとしての確認用サンプルプログラム
ここで、テスト結果の記録とレビューを意識しながら確認できる、 シンプルなCOBOLサンプルをもう一度整理してみましょう。 条件分岐の結果を表示するプログラムは、テスト記録の練習にも最適です。
IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. TEST-REVIEW-SAMPLE.
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 AGE PIC 99.
01 RESULT PIC A(20).
PROCEDURE DIVISION.
MOVE 18 TO AGE
IF AGE >= 20 THEN
MOVE "あなたは成人です。" TO RESULT
ELSE
MOVE "未成年です。" TO RESULT
END-IF
DISPLAY RESULT
STOP RUN.
このプログラムを使って、AGEの値を18、20、21などに変更し、 その都度「期待した結果」と「実際の表示結果」をテスト表に記録してみましょう。 その記録をもとにレビューを行うことで、 条件分岐が正しく動いているかを客観的に確認できます。
生徒
「テストって実行するだけで終わりだと思っていましたけど、 記録を残すことで、あとから見直せるのが大事なんですね。」
先生
「その通りです。COBOLのような業務プログラムでは、 テスト結果の記録が品質を支える土台になります。」
生徒
「レビューも、難しいことを言うんじゃなくて、 テスト結果を一緒に確認するだけでいいんですね。」
先生
「はい。初心者のうちは特に、 記録を見ながら『合っているか』『抜けがないか』を確認するだけで十分です。」
生徒
「これからは、COBOLのプログラムを書くときに、 テスト結果の記録とレビューをセットでやってみます。」
先生
「それができれば、ミスの少ない、 信頼されるCOBOLプログラムが書けるようになりますよ。」